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新宮へ

和歌山の新宮にある「アトリエKei」さんで展示会が始まっています。

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ここ新宮は 昨年9月の台風12号で熊野川が氾濫し
大きな被害を受けました。

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                 熊野川に掛かるこの大きな橋を

                 川の水が超えたのです

町の道路は川状態になり
いろいろなものが流れてきていたと・・・

床上浸水になった家は多く
崩壊した家も。

その場にいないと わかり得ないこと。

離れていると どうしても温度差が生まれてしまう。

東北のこともそうです。

本当に 昨年は いろいろな場所で 大変なことが起こっていたのだと改めて実感。


それでも 新宮の人は明るいとケイさんは言います。

前向きです。


何もできないけれど

kocariの届けるものを見ていただき 

手が作り出す力みたいなものを感じていただけたら嬉しいなと・・・


アトリエKeiさんは この階段を上った所にあります。

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    上ったところに掛けたカンタ

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                 洋館のような建物に

                 白のカーテンが よく合います

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春らしく シルクコットンのチェックのショールが

揃いました

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「アトリエKei」さんは 本当にアトリエです。

というのは ケイさんは オーダーで洋服を作ることを長くされているのです。

新宮は 昔から貿易港として栄えてきました。

なので外国から いろいろなものが入ってきていたのでしょうね。

インドネシアの更紗も そのひとつだったようです。

ケイさんのお母様の時代から
新宮の人たちは 更紗で服を作って ふつうに着ていたそうです。

そんなベースがあって ケイさんも更紗で服を作ることを始めたとのこと。


私が 布に関わる仕事をしているのも

母が洋裁をずっとやっていて 子供の頃から 服、生地、というのが身近にあったことと関係しているのかもしれないですね。

そんな背景ってあるのだと思います。


ケイさんは 「縫う」 以外に 「染める」 こともされています。

話は約2200年前にさかのぼり・・・

秦の始皇帝の命を受け 不老不死の薬を探しに日本にやってきた徐福。

「天台烏薬」という薬草をこの地で発見し

徐福は 新宮にそのまま永住したという・・・

その「天台烏薬」の実を使い 染色することを試みているのです。

インドのシルクや ラオスのシルク。

様々な素材に染めたものを見せてもらいました。

その写真が無く残念・・・

淡く優しいピンクベージュとでもいいましょうか。

言葉で言い表すのは難しい どこにもない色です。

日の光を浴びると まるで生きているかのように

ほんのりと赤みを帯びてきます。


そんな伝説が生活の中に息づいている新宮の町。

そこで インドの手から生まれたものたちが 
更にパワーを発揮できるような気がします。

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アトリエKei 和歌山県新宮市

Tel 0735-22-3146

3月4日(日)まで

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